沢山の柚子を前にして、はて何を作りましょうか。
大分県の由布院では昔から伝わるおやつで家庭の味なんだそうな。初めて知りました。 マーマレードに似ていますが、そうではなくお茶請けのお菓子なのだとか。 作り方は。。。 1 柚子の皮(白い部分も)を使いますが、表皮は苦味が強いので薄皮をむく。 2 1cm幅の短冊形に切り、熱湯にくぐらせ、ほど良い苦味になるよう水にさらす。 3 鍋に柚子皮と砂糖(1.5倍!)を入れじっくり1時間ほど煮る。 果汁を加え皮に透明感がててきたら出来上がり。 ですって。なんだか簡単そうではございませぬか。作ってみることに。。。 しかし柚子皮をむくっていう部分に納得がいかなくて。 柚子って皮が命だと思うのですよ。なのにその皮をむくなんて。 そんな勿体ないこと私にはできまへん。これが吉とでるか、凶ととでるか。。。 聞く耳持たずにそのまま使って1時間じっくり煮込んでみました。 で出来上がってアツアツを試食してみると、多少固くはありますが美味しいなり~♪ と!喜んでいたのも束の間、冷めるとめちゃくちゃ固くなって、歯がたちまへんねん。 とても食べられたものではござらぬよ。さりとて捨てるには余りにもしのびなく。 拙者、だめもとで水を加えてミキサーで粉砕してみたでござるよ。 ガリゴリとまるで小石が入っているかのようなケタタマシイ音を立て回って回って。 その音も小さくなり、蓋を開けて舐めてみると、これが…。 なんと美味!美味しい柚子ペーストの出来あがり~♪ わからぬものよのぉ。 お~し、反省点を踏まえて再度挑戦するだに。柚子はまだまだ沢山あるだに。 薄皮はちゃんとむいて、砂糖は心もち少なく(1.2倍)入れてと。。。 アツアツを試食。柔か~い。 ただ砂糖を減らしたので心もとなげな味になってしもうた。初回の方が美味しかったかも。 で冷めると、え~ん、固いではござらぬか。なんでなんで、皮はちゃんとむいたのに。 う~ん、もぉ~何としよう。。。 こうなったら奥の手、圧力鍋の登場だぁよ。なんとしでも柔かくしてやるもんね。 水と砂糖(1.5倍になるよう)を加えて、シュシュシュ。 さ~さ~どうよ。 な・な・なんと、ふにゃふにゃ~になっちゃって、にゃんとも柔らかくなりすぎだわさ。 ほんで冷めると、ひゃ~固くなっているではありませぬか。しぶといヤツめ! おまけに味は水っぽくなって全然美味しくありません。もう最悪だ~よ。 どーすりゃ美味しい「柚子練り」が食べられるというんじゃよぉーーぉぃぉぃ(泣)。 さて気を取り直して。。。 この表皮の削りカスで兼ねてから作ってみたかった「柚子糖」なるものを作ってみました。 切り抜いておいた新聞記事を参考に。柚子皮と絞り汁、大量の砂糖と合わせて。 なめてみると、なかなか美味しいではございませぬか。 まるでフレッシュなホット柚子ジュースのようで、ねっとりとしてとても美味しいの。 次は、トーストにバターを塗って柚子糖をパラパラふりかけてと。。。 とまぁ失敗から生まれた副産物なんですけど、これが思いのほかヒットでした。 さてさて、まだまだ柚子がありましてね。懲りずにシツコク3度めの挑戦です。 こうなったらヤケクソ、好きなように作ってみることに。 オレンジピールを作る時のように、徐々に糖度を増して表皮は削らず、お砂糖は1.5倍で。 ふふふんふん、なかなかいい感じの色艶でしょ。 今年もお返事遅れてすみません。必ずお返事させていただきますがしばし。 風邪をお引きにならぬよう暖かくしてお待ちくださいませm(__)m。 #
by mintoto2
| 2009-01-30 17:00
| その他のお菓子
明けましておめでとうございます。
相変わらずのスローなblogですけど、今年もよろしくお願い致します。 お正月に縁起物のお菓子「お多福豆」(和菓子)を作りました。 材料は白餡・卵黄・みりん・寒梅粉。「桃山」というものです。 何年も漬け込んだラムレーズンを中に入れて。食べるとクラクラ~。 普段 お酒は飲まないのに、お菓子は別でプンプンお酒が染み込んだものほど好きです。 もう一つ、桃山生地を使って年末「吹き寄せ」を作りました。 これには基本の生地に蒸し栗のペースト(食べ残して冷凍してた物)を合わせて。 次は蔵出し画像。かなり前に作ったものなんですけどね。。。 最初は桃山だけで作ったシンプルなお多福豆。 #
by mintoto2
| 2009-01-08 01:30
| 和菓子
これなくして年を越せましょうか。回っております、ひゅんひゅん。時に壁面にひっつきながら。
暮れの忙しい時のお餅つき、そろそろ止めにしようかと思うのだけど、餡餅のないお正月なんて、耐えられそうにありません。なので今年も。餡餅23個、白小餅22個、丸め終わりました。 しばし眺めて、即冷凍。これでしばらく美味しいお餅が堪能できるというものです。 ****************************************************** 今年も余すところあと1日。 この1年、つたないblogにお越しくださった皆様、ありがとうございます。 お返事も遅く、ずっと同じ画像のままなのに見捨てずにありがとうございます。 いつも暖かいコメントに感動感謝です。 来年は、少しは頑張ってマシなblogにしなければと思っております。 年末年始、予報では寒さが厳しくなるとか。 油断して風邪を引かぬよう(何故かお正月風邪ひきさんが多いような)ご注意ください。 ではでは、良いお年をお迎えくださいませね。 ****************************************************** #
by mintoto2
| 2008-12-31 01:30
| 和菓子
11月の末、前日の雨と風で久しぶりに真っ青な色した空を見上げながら、豊前市へ行ってきました。今年で18回目となる合河●●(しばし秘密)祭り。初めての訪問です。
●●は豊前市の特産だとか。ってどこでも見かけるものなんですけどね…。 農家の方々がテントを張っての店びらき。おお、ありましたありました、オレンジ色のものが。 そんなんだったらわざわざ伏字になんてしませんて。何ですろ? フフフ ♪それは何かと尋ねたら♪・・・・柚子ーーーーーでございますよ。 1個、2個、、4個なんてものではなく、ネット(網だかんね)販売。 柚子だけでなく、他の農産物も陳列されておりました。 上の段のでっかいのは、鬼柚子。ゴツゴツして普通のものより相当大きいです。 それから里芋。親芋に小芋、孫芋までついて。大家族。 三毛門かぼちゃ。日本かぼちゃの一種です。かなりデカイ。 再度申し上げますが、これぜ~んぶ柚子。蜜柑じゃなくってよ。 #
by mintoto2
| 2008-12-26 02:00
| 季節たより
最近、とみに小松菜のお料理が多くなってきています。直売所でみかけると1束なんて少なすぎと2~3束、どどーっと買ってしまいます。それもこれもこの時いただいた小松菜のお料理が美味しくてね。以前にも油炒めやパスタ、付け合せや味噌汁、ジュースとかでいただいていたのですが、和え物にしても美味しいですね。
ことの発端は「小松菜のなめこがけ」。舌がまだ覚えているうちにと翌日、早速真似っこしてみました。なめこ(株のもの)をお酒とお出汁と醤油、みりん、塩を少々で煮て、小松菜と和えました。そっくりとはいかないまでもまぁまぁかな。 次は「小松菜と竹輪のおろし和え」。なんか珍しい組み合わせでしょ。ピリリと辛い大根おろしが、あまり特徴のない小松菜をカラシ菜風に変身させたような、それに竹輪のウマミも加わって止まらない美味しさで、丼一杯食べる自信ありです。 「小松菜の明太マヨ和え」。青菜のマヨ和えなんて、これもハジメて作ったのだけど、青菜とマヨと明太子の組み合わせ、美味しいです。 ↑3点の小松菜の和え物、なによりそのシャキシャキ感が魅力でした。 #
by mintoto2
| 2008-11-14 23:50
| 料理
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