夏に甘酒・Ⅱ 作り方編
なぜに甘酒に夢中なのか、それは最近読んだこの本の影響なんです。
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甘酒は麹菌という発酵微生物によって作られる発酵食品なんですね。発酵することによって、体に良い滋養成分がたくさん出てくるとのこと。それらはどんなものかというと。。。

麹菌が繁殖する時に、ビタミンB1・B2・B6・パントテン酸・イノシトール・ビオチンなど、すべての天然型吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、甘酒に溶出されてくるのだそうです。甘酒は総合ビタミンドリンクでもあるのですね。

それから甘酒は自然食品の中では、天然の必須アミノ酸を最も多く含む飲物だそうです。麹菌が増殖すると、タンパク質分解酵素を出して分解し、必須アミノ酸や一般のアミノ酸に換えてしまうんですって。

さらに甘酒の甘味は100%ブドウ糖。米のデンプンが麹菌の分泌した糖化酵素(アミラーゼ)の力でブドウ糖になり、甘酒にはこのブドウ糖が20%含まれているそうな。

病院で行われる点滴は、ブドウ糖溶液やビタミン溶液、アミノ酸溶液を血管に送りこみます。この甘酒の成分と同じですね。        --- 「発酵は力なり」の内容より ---


江戸時代、死亡率が一番高かったのは夏だそうで、夏に甘酒を飲んで夏バテ防止の栄養ドリンク剤として飲まれてというのはなるほど納得です。甘酒ってただ甘いだけの飲物と思っていた私は目からうろこ。先人の知恵は素晴らしいですね。ささ、点滴を毎日1杯いかがでしょうか。

では作ってみませう。レシピはこちらを参考にしました。最初に手にした「甘酒こうじ」は、偶然にもこのメーカーのもので、最も近いスーパーにありあした。袋の裏にもレシピが丁寧に書いてあって、ほぼその通りに作りましたら、うまくいきましたよ。

■ 甘酒の作り方 
<材料(出来上がり量:900cc)>
甘酒こうじ……130~175g
ご飯…………150~190g
水……………450cc
<道具> ボウル・鍋・ステンレスポット(魔法瓶)・温度計

(1) ステンレスボトルに熱湯を入れて蓋をして温めます。
(2) ボウルに甘酒こうじを入れバラバラにもみほぐす。
(3) 冷めたご飯を使うときは、電子レンジで温めておきます。
(4) 鍋に温かいご飯と水を入れ混ぜ合わせます。
(5) 甘酒こうじも入れて混ぜ合わせたら、火にかけます。
(6) 火は中火に。絶えずかき混ぜながら60度まで温めます。決して60度以上にならぬよう。
(7) ステンレスボトルの湯を捨て、温めた(6)を入れます。ここでポットの温度は59度くらい。
(8) 約7~13時間で出来上がりです。7時間後のポットの温度は57度くらい。
(9) これ以上発酵が進まないよう火を入れ、冷めたら冷蔵庫に。4~5日はもちます。
  濃いので冷たい水で薄めて、生姜ペーストを(嫌いな方はそのままで)入れてどうぞ。

◆「甘酒こうじ」について
今回、はじめて「甘酒こうじ」を買ったのですが、結構売っているものですね。ほとんどのスーパーに置いてありました(こうじチェックが癖になっちゃって…)。いろんなメーカーから出ていて、1袋の量もマチマチ。私は一番量の多いものを買って2回に分けて使っております(^_^;)。

◆「ご飯」について
炊き立てご飯を使うと書かれているレシピをよく見ますが、甘酒を作るたびにご飯を炊いてはいられません。冷凍ご飯や冷やご飯は、電子レンジで温めて使用しています。問題は無いように思いますけど。それから「うるち米」より「もち米」で作る方が断然甘く仕上がりますですよ。

◆「温度・保温」について
甘酒を作るのに、これが一番のネックになっていました。適温は55~60度だとか。55度以下では酸味が出て、60度以上では甘味が少ない物が出来てしまうらしいです。適温を7~13時間ずっと保たなければ美味しい甘酒にありつけないんですね。

その適温を保持するために、まずステンレスポットを使う前に熱湯を入れて温めておきます。そこに60度まで温めたものを入れ、6~7時間後、ポットの温度をチェックします。もし55度以下になっていたら再度温め直します。鍋に全部入れて火をつけて60度になるまで温め、又ポットに戻します。時々ポットから少し取り出して甘味チェック。夏場の今でしたら、温め直すこともなく8時間後には出来上がるようです。


甘酒、ここ3週間ほど欠かさず飲んでます。やっぱりちょっと違うような。疲れたからちょっと一休みの回数が少なくなったように思います。それとちょっぴり暗示もあったりして。これを飲んだら元気になるんだぁ。。。ってね(^_^;)。

※甘酒、酒といってもノンアルコール。酔っ払ったりはしませんですよ、そこのあなた。。。
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by mintoto2 | 2007-07-26 23:50 | 料理
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