焼き物の里・小鹿田(おんた)へ Ⅰ
この連休に、焼き物の里・小鹿田(おんた)へ行ってきました。
大分県日田市の市街から北へ車で20~30分いった所にありました。
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現在の窯元は10軒ほど。減ることもなく増えることもないらしい。
というのもこの小鹿田焼きの技は一子相伝で完全な世襲制とのこと。
その独特の技術や伝統を江戸中期より頑なまで守っているそうです。

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ししおどしの原理で、谷川の水を動力として使っています。
爽やかな五月の青空の下、リズミカルな音が村中に鳴り響いていました。
これは各窯元が持つ唐臼小屋から聞こえてくる小鹿田独特のBGMのよう。
川の流れがある限り鳴り響いているらしいです。日本の音100選の一つとか。

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山から採った土をこの「唐臼」で細かく砕いて陶土を作っていきます。

c0017736_1916552.jpg水受けに水が満たされると、きしみ音をたてながら重心が移動。
杵が持ち上げられます。


ギィ~

c0017736_19161724.jpg水が勢い良く排出されます。


ザァ~

c0017736_19162929.jpg水があふれ落ちた瞬間、再度重心が移動。激しく杵が振り落とされて臼に入った土を打ち砕きます。


ゴトン


こうして1ヶ月ほど休まず打ち砕かれて、陶土が作られていきます。

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砕いた土は水を何度も混ぜては漉し、沈殿した土を乾かして使うのだそう。
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ずらりと並べて天日干し。小鹿田といえばこの風景が印象的です。
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by mintoto2 | 2006-05-10 22:30 | 季節たより
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